sample title
sample text
sample text
sample text
〒001−0919 札幌市北区新琴似10条10丁目2−46
札幌市立新琴似北中学校  
双方向授業の概略
 
双方向授業実験について 
 
(1)この実験プロジェクトの目的   ”キーワードは双方向”

〜新しく揃ったインフラの活用と枯れた技術を組み合わせ、みんなで協力して作る授業〜
 
 2002年4月に、札幌市の全小中学校が光ファイバーで結ばれました。そのインフラを使い今まで実現できなかった授業の可能性を考えてみたいと思 いました。インターネットの特長である情報の双方向性を学校に取り入れるとどんな授業になるか、将来どの学校でも実現できるモデル的な授業 の創造と実験を実践するべくこのプロジェクトは2002年12月末から実験準備が始まりました。札幌市から実験を始めてい ますが、webを使ったネットワークマナーを守れる社会人なら地球上、誰でも参加できるオープンな実験プロジェクトであ ります。
 1998年9月12日に札幌八条中で行った遠隔授業の実験でweb教科書(その時はバーチャル教科書という名称)を作成、今回の双方向 授業実験の基本技術(web教科書、アンケートシステム)はこのときにすでにありました。双方向授業実験ではこれらの枯れた技術 も活用し、普通に揃っているインフラをできるだけ使うような日常的な授業実験 とともに、将来的な授業実験ににもとりくんでいます。
 
(2)この研究の方向について
 この 教育研究会での研究内容 現在以下の1〜8になる。








 

 1、社会人の授業への参加(電子掲示板等への書き込み)計画
 2、わかりやすく効果的な双方向なWeb教科書作成
 3、生徒同士の課題解決への協力のしかた
 4、評価Webによる、傾向の把握と評価の方法
 5、研究Webでの指導案等の交流手法
 6、テレビ会議等授業会場を結ぶ効果的なコミュニケーション方法
 7、Webを使った共同作業
 8、体験的な学習との組み合わせによる効果
 
 
 
1、社会人の授業への参加(掲示板への書き込み)
 〜社会人と生徒がweb掲示板を介して双方向に情報をやり取りする。〜
 
←→
生徒の疑問や感想       双方向     社会経験者の専門知識や人生経験
 
※1 教室の授業に専門家や社会で活躍している人、真面目にがんばっている社会人などが参加することにより生徒の学習意欲を高めたり、将来の進路へのイメージが作られたりすることが期待できる。また、専門家が参加することにより、職業現場の声を直接聞くことができ、学習の質が高くなることが予想される。社会人が掲示板に参加していることにより、バーチャルになりがちなインターネットを活用した授業に人間の温かさを感じさせることができる。(暖かいアドバイスや助言、ちょっと的はずれな受け答えなどみんなが暖かみを持って受け答えできる環境)
 
 
 
2、わかりやすく効果的な双方向なweb教科書作成
 〜最新情報に直接リンクして、いろいろなメディアを扱えいろいろな質問にも対応できる教科書〜
←→
                          双方向 
   生徒の学習、疑問、知識への欲求
(教授、議論、質問、ワークシート、リンク、他)  web上に作られた誰もが利用できる
                               web教科書
 
※2 紙メディアとしての教科書は、いろいろな長所がある。起動時間がいらない、電気がいらない、すぐ書き込める、保存が長期間できる、エッセンスが凝縮されている。とても素晴らしいものである。それらの長所に勝る教科書をwebの特長を活かして構築していこうというのがweb教科書の発想になる。
 具体的には、最新情報へのデータや内容の更新が可能、ビデオや高画質な写真、音、アニメーションなどわかりやすく、インパクトのあるメディアを扱える。専門のサイトにリンクすることにより深めることができる、ワークシートや、生徒の理解を自己確認できるシステムなどいろいろ工夫ができる。
 
 
 
3、生徒同士の課題解決への協力
  生徒同士が同じ課題を解決するためにweb掲示板を活用し双方向に意見をやりとりする。
 ←→
 
                     双方向
札幌市立石山中学校の生徒                    札幌市立新琴似北中学校の生徒
地域ごとの考え方                           教室を離れて交流
 
※3 多数の学校が日時を決めて、同じ指導案(同じweb教科書)で行うことで実現、同じ事を学習し、いろいろな疑問や知識や地域性を持った生徒が多数、同じ掲示板に集まり、感想や議論を交換することにより、新しい考えが生まれたり、いろいろな理解が深められる。
 
4、評価、調査webによる、傾向の把握
webアンケートを使うことで意識調査や理解調査を行う、リアルタイムで傾向がわかり、意志確認が双方向にできる。
   ← →
                 双方向
    生徒の考え                  生徒の考え
 
※4 生徒の意識や理解調査には、顔をみたり、話をしたりという直接的なコミュニケーションとともに、よく使われるものに、テストや紙でのアンケート用紙がある。紙でのアンケート用紙については、それをまとめるために多くの時間と労力をついやすことになる。webでアンケートをとると、処理はリアルタイムに行うことができ、さらに、処理結果を生徒にも公開することにより、生徒がまわりの生徒の考えを知ることができる。
 
 
 
5、指導案について多面的に意見を聞くことにより作成
  普段一人で一方的に作成することの多い指導案作成の双方向性    

  授業計画や授業の準備         双方向        社会人や専門家

                              「 こんなことを知っていた方が良い」
 
※5 教師、社会人が入った環境で電子掲示板やメーリングリストなどで意見交流する中で多くの人や考え方でもまれた指導案はよりよいものになると思われる。
   
6、テレビ会議でのコミュニケーション
  全国の学校で簡単に使える標準的なテレビ会議システムのモデル作り
  双方向授業でつながった教室同士の顔の見えるコミュニケーション手段  
 
 
 
 
 
※7 教室を結ぶテレビ電話環境が標準的にどの学校にもあれば、簡単に連絡や指示をとりあうことができる。双方向で授業している環境にはなくてはならないものである。現実的にコンピュータ教室から外線をかけることもできず、学校外とコミュニケーションをとるのはとても難しい現状である。双方向授業で他の学校や社会人と連絡を密にとらなければならないときに内線電話のように手軽な全国共通で使えるテレビ会議の標準的な方法の確立を考える必要がある。
 
 
(3)双方向授業での具体的な実験項目 大きな項目は以下1〜6である       
 
主な授業実験項目

1、社会人の授業への参加実験(掲示板への書き込み)
 社会人と生徒がweb掲示板を介して双方向に情報をやり取りする。
 生徒の疑問や感想に、専門的な社会人が人生の先輩として答えることにより生徒にとっても貴重な経験を体験させることができるはずである。
 ○授業のイベント化 参加システムの作成
 web活用の意見交流の場と課題、時期を設定することにより、教室の枠にとらわれず、グローバルな世界にいることを生徒が実感できるような授業空間を構成できる。学習効果もあがるものと思われる。そのためのイベント管理システムが必要である。具体的にはネットマナーに熟知した管理者のいる電子掲示板サービスなどが求められるが、現状では、イベントを設定して、社会人ボランティアの参加をお願いできるようなシステムが期待される。
  
・参加のための環境作り(使いやすい電子掲示板)
・参加のためのしくみつくり
 
2、web教科書の整備とコンテンツの充実
○web教科書とは、web上に作った生徒の学習用コンテンツである。
 今後、多数の資料を揃えることにより、学習に生かせるより使いやすいwebページを構築していく必要がある。各学校で独自に作成している資料を公開して交流することにより、よりよい教材が生まれる可能性がでてくるはずである。今後はweb教科書にストリーミングビデオなどのデータをリンクさせてわかりやすい教科書にしていきたい。
 
・先生方へ資料収集の呼びかけ
・学習資料作り(映像用のデータ、写真、資料データ作り)
・学習用のコンテンツの構築
・使いやすく改良
 
3、連絡用、遠隔授業用のテレビ会議システム
 ついついコンピュータを使う授業をしていると生徒はバーチャルな世界にはまってしまい人間と人間のつながりが授業を作っていくことを忘れがちである、そんな時にテレビ会議システムを活用できれば顔と顔をあわせるコミュニケーションがとれると考える 。また、表情や声といった重要なコミュニケーション情報も交流することができる。
同時に授業をしている学校同士が簡単に映像交換できるようなしくみが望まれる。
また、このシステムが手軽に使えるようになると世界中どこからでも誰もが講師になったり、一斉に他地域の多数のクラスに一人の講師が双方向で授業するなど様々な応用が考えられる
 
・全学校が簡単にテレビ会議でコミュニケーションのとれる方式のモデル作り
・遠隔授業の実践
 
4、webアンケートシステム
 webアンケートを使うことでwebを使った調査を行う。リアルタイムで生徒の傾向がわかり、生徒も教師も意志確認が双方向にできる。
そのためには、学校で使いやすいwebアンケートシステムの構築、そして使いやすくするためのアンケートシステムの改良、  各種、調査に適応した使いやすいアンケートシステムを研究する必要がある。企業向けのアンケートページは生徒用には向かない、学校独自に設置運営するのは大変なので使いやすいシステム作り のモデルを作る必要がある
 
・使いやすいアンケートシステムの作成
 
5、指導案について多面的に意見を聞くことにより作成
 普段一人で一方的に作成することの多い指導案作成過程をオープンにする双方向な議論の中で 、いいアイディアが出てよりより授業ができるはずである。
 
・指導案議論用のメーリングリストや掲示板の設置
 
6、授業用の電子掲示板の活用
 授業用の電子掲示板に書き込むことにより、みんなの考えを知ることができる。考えていることを双方向に交流することができる。
○学校用の電子掲示板の開発と運営 より使いやすい掲示板の開発
 3年生のクラスでも今までに電子掲示板を利用したことのある生徒は3〜4人と以外に少ないものであった。車の運転と同じで慣れて練習していかないとネットワークマナーのアップは図れないのではと感じる。できれば、実際に使ってみて、マナーを守って使えば楽しいものだという実感をもたらすことができるような環境が望まれる。そのためには、ネットマナーに熟練した掲示板の管理者と生徒が学習に使いやすい電子掲示板システムの構築が望まれる。
 
・学校用の掲示板の開発
・運用方法の考察
 
7,webサーバーを利用した自動評価と社会人との対話での自己評価
 アンケートを応用すると自動評価が可能になる使いやすく標準化できるようにまとめてみたい。また、掲示板での社会人参加により、生徒自身が自分の発言を客観的に考えることができるきっかけになりそうである。今後も研究を深めたい
 

 

Copyright(c)20xx DDN,Inc. All Rights Reserved.(記述例です)